アロマオイルの使い方!精油の楽しみ方と注意点

公開日: : アロマの基礎知識

アロマセラピーを使うときに間違った使い方をしないために、注意すべき点をお伝えしておきます。

アロマオイルの間違った3つの使い方

1.飲まないこと。点眼しないこと。

天然100%オイルですが、植物エキスを凝縮したものですので、直接飲むと腎臓や肝臓に負担がかかる場合があります。少量でも口にしないでください。もし誤飲した場合は多量の水を飲み、医師の診察を受けられるようにしましょう。

また、目に点眼も禁忌です。

2.原液は肌につけないこと。

精油を原液のまま肌につけると、刺激やかゆみが出ることがあります。傷口や粘膜には触れないようにしましょう。万が一触れた場合は水で洗い流して、医師の診察を受けましょう。アロマトリートメントを行う場合は、植物性のオイルで希釈して使うようにします。

3.乳幼児、妊婦への使い方は注意が必要!

基本的には芳香浴や足浴で使うことをおススメします。3歳以下のお子様には基本的に精油を使ったトリートメントは行わないようにしましょう。3歳以上のお子様であっても、1/10程度の希釈から始めましょう。

妊娠中に使う場合も、医師に確認をしたうえで使える精油について必ず専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。

アロマテラピーの代表的な使い方

アロマテラピーを知ると様々な使い方ができて、生活がより豊かに感じられます。ここでは代表的な使い方をお伝えしていきます。

芳香浴

アロマポットやディフューザーを使って室内に香りを拡散させる方法があります。一番簡単に使えるのは、ハンカチやティッシュに精油を1滴たらして持ち運ぶ方法です。この方法であれば、いつでもどこでも簡単にアロマテラピーを楽しむことができます。

フェイシャルスチーム

洗面器に熱めのお湯を張って精油3滴を垂らして、目をつぶって、立ち上る蒸気と一緒に香りの有効成分を、鼻からと皮膚からを吸収する方法です。タオルを頭からかぶって使うと香りがキャッチできるため、効果的です。

アロマバス

精油をバスタブに5滴まで入れて使う方法です。精油は水やお湯に混ざりにくい性質を持っているため、大さじ1~2杯のはちみつや粗塩、キャリアオイルなど乳化剤になるものと使うと良いでしょう。

アロマトリートメント(マッサージ)

植物性のオイルに精油を1%以内で混ぜて使います。
やわらかなタッチング、オイルによる皮膚からの吸収、香りを鼻から吸うことにより、より深くアロマテラピーを身体に取り入れることができる方法です。

禁忌事項もありますが、安全に使うとアロマテラピーは癒しだけでない、素晴らしい効果も感じることができるものです。
安全に快適なアロマライフをぜひ送っていただきたいものです。



  • 「アロマオイル百科」では、AEAJ認定アロマセラピスト、インストラクターの資格保有者が、正しいアロマオイルの効能や楽しみ方を紹介していきます。アロマテラピー検定や資格の勉強法なども随時更新予定です。 あなたもアロマオイルで「ココロ・カラダ・キレイ」を目指しませんか?
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